ルアンパバーン→バンコク

この日は誕生日だから良い行いをしよう!ということで、喜捨をする予定で早起きをした。
しかし、実は寝る前から気づいていたのだけど、大きな失敗として、昨日買ったお米を炊いていなかった。実はみんな生米を喜捨していつのだろうと勝手に思っていたのだけど、なんとちゃんと炊いてから喜捨をしていると知ったのは、深夜にスマホをいじっていた時のことで、ゲストハウスのキッチンは既に閉まっていた。なので、ダメ元で朝4時に起きてキッチンを確認してみたものの、やっぱりまだ閉まってますよねーってことで、ほんのちょっとだけど、2日前にチェンコーンで購入した、ノニさんに渡したものと同じお菓子を持っていくことにした。飴玉くらいのサイズのものが8個しかないけど、これしか渡せるものがないから、仕方ない。

この日は雨が降っていたので、チェンコーンで乗ったトクゥトクゥのおじさんからもらった雨合羽が大活躍だった。

裏通りで地元の人が喜捨をしているところ。男性は立って、女性は座って喜捨を行う。男女とも白い上着に金っぽい色のたすきをしていた。泥で汚れる機会が頻繁にあるこちらでは、白さをキープすることが難しいことから、白い服を着ることはきちんとした格好をしていることになるのだ、と、後日ゲストハウスで一緒だった人から聞いた。

各お寺からお坊さんが列を成してくるのだけど、列の途中でお菓子がなくなっては申し訳ないので、手持ちのお菓子8個で事足りる一行が現れるまで待った。 下の写真は自分が喜捨を行った托鉢のお坊さんの御一行。無事、喜捨を果たせた!


大通りでは、団体のツアー客が一斉に喜捨をしていた。観光客向けの物売りもいて、それを購入して喜捨をしている観光客も多かった。
ゲストハウスに戻る途中では、民家で朝ご飯を作っている風景を見かけた。ベランダにキッチンがあるって凄いな。
そして、朝市も見かけた。野菜や肉や魚や麺などがたっくさんあった。これがランチの食材になるんだろうなぁ。
それにしても、暗いうちから朝市の準備をしている人たちって、一体毎日どんな生活リズムなんだろう?



ピンクの卵は皮蛋らしい、ということを後にネットで調べて知る。

ゲストハウスに戻り、朝食に昨晩購入したココナッツのお団子を食べたら、5個中1個半食べたところで酸っぱい味がしだして、腐っていることが判明した。残念。
身支度を整えたところで、チェックアウトまでロビーでゆっくりすることにした。
ゲストハウスのスタッフのお友達?と思しき人が、それまでラオス語でしゃべっていたのに、いきなりきれいな発音で「日本人ですか?」と日本語でしゃべりかけてきてびっくりした。
話を聞くと、ラオス語、タイ語、英語、日本語のを話せるらしい。すごい!昨日、観光ガイドの試験を受けたばかりで、眠いといっていた。試験の内容を尋ねると、日本語でなんと訳したらいいか凄く難しそうにして、「観光の歴史?」と言っていた。けど、びっくりするくらい日本語が上手だったので、その「観光の歴史?」とやらが何なのか益々気になった。持っていたギターでスピッツの歌など歌ってくれた。

ルアンパバーンでは欧米人となぜか韓国人を多く見かけたことがずっと気になっていたので、聞いてみたところ、
・仁川から直行便があること
・3年前に韓流ドラマの撮影があり、それから一気に観光客が増えたこと
を教えてくれた。こういうのを成功事例というんだろうな、と思った。

お昼に生まれて初めて海外で予約した国際線の飛行機に乗ることになっていたので、3時間前にはゲストハウスを出るつもりだというと、「空港は狭いから40分前で十分だ。」と言われた。だけどやはり安全圏での選択で2時間半前にゲストハウスを出ることにした。

空港に着いてみて、やはり現地人が言うことは正解だったとわかった。

国際空港といえども小規模かつ閑散としており、かなり時間を持て余したので、数少ないお土産屋さんを片っ端から見物した。それでも十分時間が余った。



日本人が想像するような箱入りの個包装のお菓子はなかった代わりに、バナナチップがぱんぱんに詰められた袋が3USD!?という金額で販売されていた。空港の物販は全体的に高かった。

ルアンパバーン~バンコク間で、人生初のプロペラ機に乗ることになった。
小さな飛行機だし、乗客は外国人ばっかりだったけど、機内食を提供される際にすっちーさんから日本語で話しかけられて驚いた。

機内誌で見たミャンマーの風景がきれいで、ミャンマーにも行ってみたいと思った。

バンコクに近づくと、あの細長い田圃が再び視界に飛び込んできた。

最初と同じ手順で再びタイに入国し、市外に出る電車の駅に向かうところで、たまたまHISの現地ツアーのデスクを見つけたので、明日参加できるツアーがないか相談した。 

店内をぱっと見渡すと、日本語の張り紙だらけで、日本語が通じた。日本人観光客向けのツアーデスクだったみたい!タイにはすんごい沢山の日本人が来てるんだなーと思った。 

結局、次の日はアユタヤ+水上マーケットの1日ツアー2000BTに参加することにした。

駅のホームのこれ、現地人よりも外国人よりも、日本人が一番気になると思うし、意図もわかるような気がする。。

 再び、初日のような光景の中を、初日よりもゆっくり歩いた。

このセンスには、自分の頭の固さ、発想の貧弱さを思い知らされた!!

安い洋服や雑貨屋さんがひしめき合う狭い路地をうろうろしていたら、いつの間にか生活エリアに突入していた。

こちらは線路沿いの共同洗濯機。

今回の旅行の目的地でもある、シンガポール人の友人から教えてもらったエワラン祠にも、この日行けた。 街中には似たような祠がいくつかあって、初日にそれだと思った祠が実は別物だったことをあとで知ったので、来れてよかったー。 

実際に着くと、周囲の人だかりの多さが他の祠と大違いで、すぐにそれだとわかった。 何でも願いを敵えてくれる最強の神様だと聞いていたので、あれこれ遠慮なくたくさん願い事をした。

それから、ここに晒せる写真が全くないのだけど、待ち合わせをしていたお友達に会って、一緒に屋台料理を食べた。 友人は、はじめて海外に出たのが昨年末の1泊2日の韓国旅行で、その半年後にはバンコクで働くことになったという凄い人。。いきなり海外で働くということも、仕事の内容も、チャレンジングで、元気をもらった!そして御馳走になった。ありがとうございますです。。

その後、おすすめのマッサージ屋さんに案内してくれたり、お馴染みの果物屋さんに案内してくれたりしてくれて、「英語は話せない」と言っていたけれど、気持ちと笑顔とで店員さんといい関係であるところを見て、見習おう!と強く思った。

友人と別れて、目星をつけていた激安の日本人ゲストハウスに向かった。 ゲストハウスに向かう途中で、大きなスーパーがあったので、あれこれ気になるものをかごいっぱい購入した。これもやってみたいことだったんだ!

閉店間際だったので、店じまいのこんな光景も見られた↓


ゲストハウスに到着したら、なんと閉まっていて入れない!?というアクシデントに遭遇するも、しばらく待っていたらお出かけしていた宿泊客が帰って来たので、その人と一緒にゲストハウスに潜入することに成功した。中に入って宿泊の手つづきを行った。

1泊170BTのドミトリー目当てで来たんだけど、予約してなかったし夜遅いしで既に満室で、370BTのクーラーつき個室に泊まることになった。

勿体ないんだけど、シャワー浴びて共有スペースで他の宿泊客としゃべってってしてたら、これからルアンパバーンに行くという人がいて、盛り上がっちゃって、結局お部屋を利用したのは3時間程度だった。 

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