ルアンパバーン
という情報を昨晩ネットで仕入れたこともあり、この日は托鉢を見るべく朝5時にセットしていた目覚ましに一度起こされたものの、無視して結局8:30くらいまで寝た。目覚ましを無視した時点で、自分の中で今日は一日だらだら過ごすことに決定していた。
雰囲気のいいロビーでフリーのコーヒーとフリーのバナナを頂きながら、超低速のwifiを駆使して明日のルアンパバーン発バンコク行きの飛行機の予約をして、散歩に出かけた。
高いところが信仰の対象となるのはどに行っても同じで、丘に立ち入るには入場料が必要で、立ち入るとそこらじゅうに仏像があり、南蔵院のようだった。確かに欧米人は好きそうだ。
仏様を拝みながら丘を登って頂上まで到着すると、昨日到着したボートの下船場や明日行く予定の飛行場や、遠くにでかいお寺なんかが見えた。天気は見事な晴れで、昨日の反省から入念に塗った日焼け止めがほとんど落ちちゃったんじゃないか、というくらい汗をかいた。
ハイタッチ。
来た方向と違う方向に丘を下ると、そこはお寺の境内だった。ちょうどお坊さんたちがみんなで庭の木の手入れをしているところに出くわし、その中でなぜか暇そうにしていた、自称とうもろこしだというコーン君というお坊さんが声をかけてきてくれて、ちょっと立ち話をした。
お寺にいるお坊さんはだいたい11~18歳くらいで、自分は16歳だと言っていた。習慣のようなかんじで、一生のうち一度、だいたいこれくらいの年齢の時期にお寺に出されることや、お寺にいる期間も人それぞれで、短い人では1週間程度しかいない人もいる、といったことを教えてくれた。
お寺を出たところで天気はかんかん照りで、こちらでは朝夕に活動して昼は昼寝をするのがベストだと思った。
日陰に入りたくて、とりあえずマッサージ屋さんに入ってヘッドマッサージを受けることにした。マッサージ師さんというよりは、近所のお姉ちゃんというかんじの人が、スマホをいじりながら、電話に出ながら、あくびをしながら、マッサージしてくれた。こめかみを何度もぐいっと引き上げられる度に、そこは昨日見事に日焼けをしてしまったところだったので、痛かった。。
ルアンパバーンの中心部はほどんど観光街で、お店=お金を使うところだらけで、郊外の自然や村を訪れる半日~1日くらいの現地ツアーでも申し込んでおけばよかったかたかな、と思った。
街中には土地柄に関係なくどこにでもあるようなカフェなんかも結構あって、普段、旅行に来てわざわざそのようなお店には入らないのだけど、お店の奥にたまたま大好きなココナッツのシャーベットを見つけてしまったので、とあるあるきれいなお店に入った。
店内にはビールとサンドイッチをいただく欧米人のおじさん1人、ランチ中の韓国人の女子2人組、休憩中の店員1人、そして自分で、のんびりしていた。それにしても、ほとんど観光客向けに営業しているようだった。
そこのWifiがあまりにもさくさく動いたため、注文はアイスのみで1時間くらい入り浸った。
アルバイトらしき男性店員が着ていた「チェンマイ大学」(原文まま/日本語で)と書かれたTシャツがとても気になった。
街中には現地ツアーの代理店が多々あったけど、申し込むにはちょっと時間が遅かった。
再び来ることがあれば、村ツアーに参加してみたいな。
お土産屋さんも多かったけど、ナイトマーケットとは比べ物にならない規模だった。
暑いから、夜に露店を出す方がこちらの生活に合っているのかな?と思った。
それから、国立博物館へ。
1904年に建てられた王宮だった建物をそのまま利用した建物、というと、どうしても日本人の歴史感覚だと1870年前後の明治維新・文明開化などなどが頭にあるので、ちょっと不思議な感じだったんだけど、これが他国を知るということなんだろう。などと思った。
敷地内にある立派な祠には短パン姿で入れたんだけど、博物館で短パン姿を指摘さてしまった。近所でたくさん売っているラオスっぽい柄の布でできたパンツやロングスカートも買うのもいいけど、多分日本に帰って部屋でしか着れないようなものだし劇的に安くもないものだから、こんなこともあろうかと思い念のため持ってきていた長ズボンを取りにゲストハウスに戻った。
ゲストハウスから博物館まで戻る際に、自転車を借りた。
博物館を見学し終えたあとは、自転車でふら~っと大きなお寺や郊外の民家などを見て回った。
お寺を見学しているときに、たまたま明日見学しようと思っていた托鉢についての小さな張り紙を見つけた。
趣旨は以下の2点。
・お坊さんは尊い存在で、真面目に托鉢しているので、失礼な写真の撮り方は遠慮してほしい。
・喜捨を行う場合は、観光客向けに托鉢用のご飯やお菓子を売りつけてくる売り子からではなく、地元の店で買ったものを喜捨してほしい。
托鉢は見るだけではなく、喜捨もできるのか!という発想を得て、郊外の商店でお米を購入した。
観光客が集まる中心部のお店では、ミックスジュースが20000kipだけど、郊外のお店で購入したお米は1㌔7000kipだった。え!?観光地ではあまり買い物をしすぎてはいけないという教訓を得た。
多分、17:00の時報的なやつ。
再びゲストハウスに戻る際に、前日気になったたこやき型のココナッツパンケーキを食べた。個人的にココナッツ加工食品に関しては期待値が高いためか、期待していたほど美味しくはなかったけど、普通に美味しかった。バナナの葉っぱを加工してできた器に入ってるってのが風情があっていいなと思ったからもともと高かった期待を裏切られても全然いいんだけど。5個で5000kipだから80円しないくらい。
昨日のナイトマーケットでの写真。たこ焼き器みたいので作ってる。
ゲストハウスに自転車を戻して、ナイトマーケットに晩御飯を食べに行った。昨日とは違うお店で、この日もどんぶり1杯15000kipのバイキング+ラオス名物のハーブたっぷりソーセージを食べたのち、昨日と同じマンゴー&パッションフルーツのミックスジュースと、明日の朝食用にココナッツのお団子を購入して、ゲストハウスに戻った。
ナイトマーケットではきれいな布がたくさん販売されていたので、今後の参考用に写真をたくさん撮った。その一部。
0コメント