チェンコーン→ルアンパバーン
①(バス)→チェンライ(バス)→チェンマイ(バス)→バンコク
②ファイサイ(すぐぞばの川の対岸のラオス領に行くだけ)→チェンコーン(ここ)→バンコク
③(ボート)→ルアンパバーン(飛行機)→バンコク
結果、②を選択することにした。
・国境をまたげること
・ルアンパバーンはラオス古都で、世界遺産であること
・メコン川をボートで行くという交通手段に惹かれたこと
この3つが決め手だった。
世界遺産には詳しくないけど、そういえばオレンジ色の袈裟を着た僧侶が托鉢で列をなしている絵をみたことがあるなーっていうのがルアンパバーンだった。
チェンコーンからルアンパバーンまでのボートには以下の2種類があり、
①スローボート:所要時間2日間。主に観光客が利用。
②スピードボート:所要時間6時間。主に現地人の足。
時間がないので②のスピードボートを選択した。
朝7:30、宿の奥さんにトゥクトゥクを呼んでもらって、約10キロ離れたイミグレーションに向かった。トゥクトゥクといえばバンコクの街中の乗り物だと思っていたけど、国境の田舎のまちで人生初トゥクトゥクに乗ることになった。
しかし、ドミトリー1泊100BT、トゥクトゥク10キロ150BTってのは不思議な感じがした。
8:00にイミグレーションをするっと通過して、手数料の40BTを払って(地球の歩き方では20BTだと見た覚えがあるのだけど)、とりあえず2000円を両替した。
スピードボートの乗り場まで約10キロあるのだけど、さてどうやって行こうかと考えていた時に、早速人生2度目のトゥクトゥクに乗ることになった。
ラオスの通貨kipのレートがさっぱりわからないまま「50000kip」と言われたものだから、慎重になっていたところ、現地人らしき人が乗り合わせることになり、「2500kipでOKよ」と自分とその現地人らしき人の2人に対して言われたことで、価格面での不安が解消できたので利用することにした。
実家にいる時にしょっちゅう自転車で渡っていた筑後川くらいの川幅のメコン川を渡っただけで、国が違うし景色も違った。
ラオスの方が土っぽい感じだったし、橋のエコっぷりには驚いた。
話しか聞いた事がないけど、親が子供だった頃、昭和の日本の田舎もこんな感じだったのかなと思った。日本の過去の一時期に似たようなところに自分は今いるのだ!と考えると、とても不思議で貴重な経験に思えて、しっかり目に焼きつけておくべくキョロキョロした。
ボート乗り場に到着。
さすが現地人の足だけあって、乗り場にいる人は本当に現地人だらけだった。時刻表もないし、人が集まればボートが出るし、集まるまでは出ないというシステムだった。
ありえない量の荷物を積んでいるところ。米積んでたし!
凄まじいスピードでメコン川を爆走するのは楽しかった。スローボートでゆっくり2日もかけて移動していたら、きっと飽きていただろうと思うので、スピードボートを選択して正解な気がした。
ボートからは山の中で暮らす人たちの集落なんかが点在しているのが見えたんだけど、どの家も高床式なのが気になった。
給油や途中での乗船・下船などもあり、ちょこちょこと船着場や川べりに寄ったりした。
フルチンの男の子が川遊びをしてる風景も何度か見たけど、そういえば女の子は見ないことも気になった。
終着点にはスローボートも着いており、観光客でごった返していた。西洋人ばかりだった気がする。 ルアンパバーン市街地まで、1人20000Kipの乗り合いトゥクトゥクに乗った。
中にいた米国シアトルから来たというおじさんは、息子さんが大阪で英会話講師をしており、日本にも6回も行った事があると言っていた。旅行好きなんだなー、金持ちなんだなー、時間あるんだなー、いいなー、と思った。
市街地に到着したところで、1日お世話になったセキさん親子と別れてゲストハウスが集まるエリアに向かった。 すんなり宿泊先が見つかんなかったらどうしよう?と思ったけど、すんなり見つかった。
ゲストハウス街に差し掛かってすぐのところに「日本語Ok」と日本語で書かれた宿の案内を見つけて、そこがきれいで雰囲気もかったし、もっと探せばもっと安いところもありそうだけど面倒臭いし、ちょっとした贅沢気分で(といっても一泊1100円くらい)ここにお世話になる事にした。
ダブルベットだから、2人で泊まればこれで500円代っていいなぁ!タオル付きだし。
それから、宿から歩いてすぐのナイトマーケットに出かけた。
暑いから、夜からマーケットが開かれるらしい。とにかく観光客だらけだった。 食堂街のような通りでは、15000Kipをどんぶり1杯と交換する仕組みのバイキングがあった。
200円ちょっとでお腹いっぱい色んな料理を食べれる、これ!
ハエがたかっていたので中からほじくって料理を取った。
野菜料理が多いから、山盛り食べてもお腹が重たくなる事がなく、食べ過ぎた後の罪悪感がなかった。明日もぜひまた来ようと思う。
マンゴー&パッションフルーツのミックスジュースを飲みながら、ゲストハウスに戻った。この組み合わせは大当たりだった。
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